天井席が落ち着くんです。

ジャニーズなり何なり。妄想話も。

バニラの香りと夢で逢いたい。

最初、怖くて仕方がなかった。
言葉遣いがヤンキーだし
クイズの解答台を壊すし
どこかチャラい。
だからかA.B.C-Zを好きになっても、1人だけ好きになれなかった。

けれどそのイメージは裏切られた。180度反対に。
まあ、振り付け見たいし行きたいな……程度の気持ちでチケットを取ったハシツアーズ。登場した時から何故か視界が滲んでよく見えなかった。

こんなに歌がうまいんだ。
こんなに優しいんだ。
こんなに笑顔が素敵なんだ。
こんなに面白いんだ。
知らなかった。
手を差し伸べると触ってくれる。
1人1人のファンの声にちゃんと答えてくれる。

どうして私はこの人をちゃんと知ろうとしなかったんだろう、と
この時ようやく後悔した。
ライブの後半は、ほとんど記憶がない。覚えているのは可愛い女装とバニラのような甘い香り。

橋本良亮という素敵な人をやっと知ることができた、とある夏の日の物語。